棋士は一局の将棋を「命をかけて戦っている」しかし、本当に人命がかかってしまったら・・・?
いままで将棋をテーマにした作品は数多くありますが、「棋士など将棋の周辺にいる
人間」を描いたものがほぼすべてで、将棋そのものを描いた作品はほぼ皆無といっても過言ではないでしょう。
この作品は将棋に真正面から取り組み、将棋とは何かを真摯に追及した、日本映画に
他に類を見ない本格将棋映画です。
「愛のために勝つのか、生きるために勝つのか、持つ者と持たざる者・・・、今、美しき女流棋士の熱き戦い。」
監督・脚本・編集・音楽 池田眞也
CAST
主演 笠原千尋 早川知子
品田誠 米倉啓 結城 さなえ 上野山沙織 速水優 菊池一馬 三坂知絵子 浜野なおみ
中倉宏美(将棋監修・日本女子プロ将棋協会) 小倉一郎(特別出演)
監督自身が将棋ファンでもあるので、俄な将棋映画にしたくないとの思いがひしひしと伝わりました。
棋士役の人には手つきだけではなく、棋譜を1局全部覚えてもらうという本格派。
監督のこの作品への並々ならぬ思いが伝わり、その高いハードルを次々とクリアしていく俳優さん達を見ていて私も全力を尽くそうと思いました。
(中倉宏美女流二段ブログより)
「二人の女勝負師」とても面白かったです!たくさん笑ったし、いっぱいいっぱい泣いた。
もうほんと嗚咽を堪えながら…泣き疲れて、まだ息が苦しい。
きっとそれは将棋をやる人間だからだろうけど、将棋を指さない人も楽しめると思います。
たくさんの人に観てもらいたい。素晴らしい映画だと思いました。
(島井 咲緒里女流二段)